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傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

へぇ〜、これって『ぼうじゃくぶじん』って読むのか!!!
てっきり、『ぼうにゃくむにん』かと思ってたぁ(笑)。
だって、『老若男女、ろうにゃくなんにょ』っていうじゃない????
あんまり関係ないか(爆笑)!!!

『かたわらにひとなきがごとし』と読み、
人前を憚らずに勝手気ままに振る舞うことを言うらしい。
因みに「傍」は「旁」とも書くそう。
つまり、傍に人が居ても全く気にしないで、
人が居ないかのように勝手放題に振る舞うこと。

『高漸離(こうぜんり)、筑(ちく)を撃ち、荊軻(けいか)、
和(わ)して市中に歌い、相楽(あいたの)しむなり。
已(すで)にして相泣(あいな)き、
旁(かたわら)に人(ひと)無き者の若(ごと)し』

すなわち、高漸離(こうぜんり)が琴に似た楽器、筑を掻き鳴らし、
荊軻(けいか)がこれに合わせて町中を歌い歩き、皆で楽しんだ。
やがて皆でわっと泣き出し、
まるで傍に人など居ないような振る舞いであったとのこと、
こういった逸話に由来しているのですね。

中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された
中国の歴史書、『史記』にも載っているらしいけど、
私、この分野はまだまだ無知で御座いまする。

史記の刺客伝(せっかくでん)に出てくる荊軻(けいか)は
紀元前227年頃、言い換えれば中国戦国時代末期の刺客だったそうだが、
始皇帝を暗殺しようとし、失敗して逆に殺されてしまったそう。

その経過(けいか)は詳しく存じ上げませんが、
折角(せっかく)でんねん(笑)、
時間作って史記でも読んでみたいものです。

めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/28 01:12

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