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強酸性電解水と弱酸性電解水

塩水を電気分解すると強酸性水と弱酸性水とができますが、
どちらの水がより強い殺菌作用を持っているのかは毎度疑問です。

強酸性水の製造法は実は日本で開発され、厚生省が強酸性電解水と名付けたのですが、
米国では消毒剤として使用しているので、その殺菌効果は勿論、抜群なのでしょう。

強酸性電解水と弱酸性電解水の製造法の基本的な違いは
電気分解する二本の電極の間に仕切りの隔膜があるか無いかだけで、
食塩水を電気分解するのは両方とも同じです。

陽極と陰極の二本の電極が隔膜で隔てられ両極の反応生成物が交じり合わず、
陽極側に低いpH(2.2〜2.7)の電解水としてできるのが強酸性電解水、
一方、二本の電極の間に隔膜のない状態で食塩水を電気分解し、
両極の反応生成物が混和するが
陰極反応でできる水酸イオン量が陽極反応でできる水素イオン量より多い為
弱アルカリ性となってしまうものにpHを下げる調整剤を添加して食塩水を電気分解し、
生成する水のpHを5〜6の弱酸性に調整したのが弱酸性電解水。

また、弱酸性電解水の有効塩素濃度は
強酸性電解水よりも高めに設定されているようです。

強酸性電解水はpHの低い次亜塩素酸液で
含まれる塩素と次亜塩素酸は15:85の構成比。
有機物の存在しない条件では
1000ppmの次亜塩素酸ソーダに匹敵する殺菌力を示すそう。

強酸性電解水の殺菌作用はグラム陽性菌とグラム陰性菌の両方の病原細菌、
及び薬剤耐性菌、ウイルスなどに対する
強い殺菌・殺ウイルス作用が証明されています。
しかし、カビやセレウス菌mなどには効果はあまりないようです。

毒性が少ない、手荒れしない、分解されやすいので環境に優しい、
ランニング・コストが掛からない、耐性菌がでにくい、
殺菌力が強い、着色しないなどが利点です。
一方、長く使用すると金属が錆び易い、長期間の保存ができない、
塩素の臭気がある、殺菌効果が持続しないなどの短所も持ち合わせています。

とにかく強酸性電解水はヨウ素系やアルコール系の消毒剤より
人にも環境にもやさしく効果的なようです。
強酸性と聞くだけで酸性度が非常に強いように日頃から感じがちですが、
強酸性電解水は実はpH2.1のレモンより酸性度が弱いのです。

したがって、殺菌力があり、肌を引き締め、
皮膚層に入りやすく、水分たっぷりに潤すという点では
正に化粧水向き、アルカリ性に傾きがちな肌を弱酸性に戻してくれるのです。

だけど、私が現在使用しているAVクリーニング・ウォーターは
水から生まれたイオン洗浄水と強アルカリ性なんだよなぁ。
強酸性電解水と弱酸性電解水、どちらが殺菌効果があるのか未だ疑問です。
賢いお方は隠してないで教えてちょ(ぺこり)!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/11 02:29

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