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京都の『おばんざい』

分かっているようで全然分かっていないのが京都の『おばんざい』という言葉、
これは京都においては日常的な『惣菜』を指すようですが、
何度聞いてもピンときません(涙)。
私の中ではどうしても『万歳』という言葉を連想してしまうのである(うふふ)。

京都の『おばんざい』はそもそも京言葉で『日常のおかず』のこと、
旬の素材、手近な食材を手間暇掛けずに使い切る献立の数々。
海から遠い京都の盆地では寺が多いせいか、
漬物、乾物、精進料理を取り入れたおかずが発展、
よそとは違った風変わりなものがあるのが特徴。
特に京都の土地独自の野菜、京野菜を使用したおかずが多く、
昔ながらの食文化を背景に他とは異なった料理文化を持っているのでしょう。

ここで本日覚えた京の『おばんざい』ですが、
『茶がらの佃煮』というのが中々面白いです。
玉露・新茶などの柔かな葉の茶がらを酢出ずに冷凍保存しておき、
凍ったままお湯に入れ調理、ちりめんじゃこ、醤油、酒、みりんを加えて、
汁気がなくなるまで加熱、最後に山椒の実を振りかけて出来上がり!!!

これはすごいなぁと思いました。
お茶にはカテキンたっぷり、ちりめんじゃこにはカルシウムいっぱい、
随分安上がりな健康食品ですが、体には最高ですね。

是非、是非、お試しあれ!!!
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/16 16:47

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