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沙羅双樹

異説もあるらしいが、『沙羅双樹』はお釈迦様が亡くなったとき
臥床の四方に沙羅の木が二本ずつあったことから、
『沙羅双樹』と名付けられたらしい。

『沙羅双樹』はインド北部原産の二葉柿科、学名は Shorea robusta、
インドの高地などに生える高木で、温室以外ではまず見かけません。

お釈迦様入滅の際にこの木が枯れて
鶴の羽根のように白くなったという伝説に因んで
仏教では『沙羅双樹』を聖木としています。

『平家物語』の冒頭文にも出てくるので非常に有名。

↓↓↓↓

祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必滅の理をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし


しかしながら、日本では『沙羅双樹』と『夏椿』を混同している点があるらしく、
ここではおそらく『夏椿』を指しております。
尚、『沙羅双樹』は『娑羅双樹』とも書き、
別名は『沙羅の木(さらのき、しゃらのき)』。

今日もひとつお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!


裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:04/16 16:48

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