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スクワランとスクワレンの謎

化粧品の中によく『スクワラン』が入っておりますが、
これが一体何なのか本日は探ってみました。

『スクワラン』は深海鮫の肝油から採れる成分で、
『スクワレン』を蒸留・精製したオイルのこと。
人間の肌には元々5〜10%のスクワレンが含まれておりますので肌に優しく安心、
しかも、『スクワラン』は天然成分ときて肌のトラブル知らず、
石油から作られる合成油脂とは大違い。

人間の体は約60兆個の細胞から成り立っており、
その一つ一つはコルステロールにより成る細胞皮膜に覆われています。
このコルステロールは食品から作られるものと
体内の『スクワラン』から作られるものと2種類あり、
『スクワラン』から作られるコルステロール
動脈硬化を改善予防する働きがあるので非常に大切。

近年、『スクワラン』の美肌効果は脚光を浴び、
化粧品の原料として注目され始めました。
無添加化粧品によく見られる『スクワラン・オイル』が正にそれで、
乳液、クリーム、美容液、ホワイトニングなどなど、高級化粧品の多用はもはや無用、
『スクワラン』だけのシンプル・スキン・ケアでも充分だそう。

『スクワラン』は皮膚に対する浸透性・潤滑性に優れ、
皮膚刺激の比較的少ない良質なオイルとして有名、
皮膚柔軟剤と呼ばれるエモリエント効果もあり。

また、老化の原因となるリポフスチンは
血液中のリポタンパクと過酸化脂質の結合により生じますが
『スクワラン』が有害な過酸化脂質を防いでくれるので安心。
更に濃度70%の『スクワレン』で
大腸菌、赤痢菌、黄色ブドウ球菌などなどの発育を阻止、殺菌作用もあるとか。
そして、何よりも魅力的なのは『スクワラン』に酸素が含まれているということ、
人間の皮膚呼吸を妨げないとはこれまた優れもの。

尚、『スクワレン』は変質しやすく安全面で化粧品としては適さない
深海鮫の肝油、
これをを飽和し化学的に安定させたのが『スクワラン』、
何だか紛らわしいですが、今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:05/12 02:16

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