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七夕の起源

七夕の起こりは現在のお盆に当たる
日本古来の豊作を祖霊に祈る祭とされている。
これは中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う
乞巧奠(きこうでん)などが習合したものと考えられている。
元々、盆行事の一部が独立したもので、
笹は精霊、すなわち祖先の霊が宿る依代が起源だとされています。

七夕伝説は『文選』の中の漢の時代に編纂された
『古詩十九編』が文献としての初出とされており、
南北朝時代の『荊楚歳時記』、或いは『史記』の中にも記述があります。
『荊楚歳時記』には7月7日、牽牛と織姫が会合する夜に
婦人たちが7本の針の穴に美しい彩りの糸を通し、
捧げ物を庭に並べて針仕事の上達を祈った事が記述されています。

日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説は『古事記』に記されており、
村の災厄を除いてもらう為、水辺で神の衣を織り、
神の一夜妻となるため機屋で神の降臨を待つ
棚機津女という巫女の伝説です。
『七夕』の語源はどうやらこの巫女に因んでいるようです。

日本においては奈良時代に節気の行事として
七夕は宮中で行われていました。
また、萬葉集には大伴家持の歌
『棚機の今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年はながけむ』
という七夕に纏わる歌が存在します。

このように『七夕』は本来、宮中行事でしたが、
織姫が織物のような女子の手習い事に長けていた為、
江戸時代に手習い事の願掛けとして一般庶民にも広がったのです。

織姫は織物ができたから織姫と呼ばれるようになったのか???

これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:08/20 19:33

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