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両口屋是清の歴史

両口屋是清は名古屋の歴史・文化と共に歩んできた老舗。
創業は今から370余年前の1634年、
初代猿屋三郎右衛門が大阪の道秀町から那古野本町に移り
饅頭屋を開業したのがそもそもの始まり、
その後、第二代藩主光友公の御意を得て、
『御菓子所両口屋是清』という表看板を頂戴したそう。
それ以降、生菓子を中心に良い材料を使い技術を磨き、
今日まで伝統の味を守り続けてきたということです。

そんな中、 茶どころ名古屋といわれるところで、
茶会の御菓子の注文を受け、茶道文化にも大きく貢献したのだそう。
名古屋でお茶といえば千利休の茶杓が徳川美術館にありますね。
その名も『泪という名の名茶杓』、
私にとっても想い出の品、是非、見てみたいです。

この会社は11代大島清治は昭和9年社長に就任後、
『大勢の人に愛される菓子づくり』をモットーに『千なり』を世に出し、
機械化による大量生産を図った他、
更に和三盆糖を使用した干菓子『二人静』、
極上大納言小豆を使った『をちこち』 などをヒットさせた。
その上、清治は義弟の篠田博正の協力を得て、
業界面では清治が名古屋生菓子工業組合の理事長なども引き受けたそう。

一方、篠田の方も営業面で社業の発展に努め、
名古屋で一番古い菓子舗として老舗の味を守り高め、
素晴らしきチーム・プレイの下にバラエティーに富んだ商品を提供し、
大成功を成し遂げた御菓子屋。

1804年、刈谷藩の殿様に献上したとも言われるお菓子ですが、
近年は12代当主のもとで多様化しつつあるお客様のニーズに答える為、
新しい感覚のデイリー商品開発に努め、
店舗としては名古屋市内を中心に
岐阜、三重、東京、大阪、福岡等に130余ヶ所展開。

多くの先人達が築いてきた老舗の伝統を守りつつ、
大島会長を中心に更に発展するよう社員全員が努力しているとのこと、
本当に品の良い美味しい御菓子としてお勧めです。

私の研鑽生活は今日も続きます。
今日も一つお利口さんになりましたとさ。
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:09/12 03:49

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