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無我夢中で見えなかったもの

面白談話より抜粋

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親愛なる御友人との絆を大切にしたいから、
あの日の甘く優しい貴方が永久に脳裏を離れないから、
魂の心髄に宿るこの熱い想いが消えうせることを知らないから、
私は明けても暮れても、貴方に書き綴るしかないのです。

こう考えると、昔の人の執念は尊敬に値しますね。
逢いたくても逢えない人を幾年も幾年も想い続けて、
心痛めて、命枯らして、この世を去っていった。

裕美・ルミィヤンツェヴァ


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これがちっとも苦しくなくなった。
私が貴方を守っているつもりだったけど、
実際には自分の方が貴方に守られていた。

この絆を大切にしてくれたのはむしろ貴方の方、
優しく次の次元に行かせてくれたことに感謝している。
忘れることも思い出すこともどちらも辛くない。

ただただ素晴らしき信頼関係だけが残った。
無我夢中で見えなかったものが見えてきた。
気持ちがとても楽になってきた。
どうでもいいと思える分だけ自由になれたのだと思う。

これぞこの世の七不思議!!!
めでたし、めでたし!!!

裕美・ルミィヤンツェヴァ
作成日:03/28 00:25

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